ドイツ語圏専攻Division of German Studies
4年間の学びの流れ - 4年次
4年次はこれまでの集大成になる、卒業論文の執筆を行います。これまで培ってきた問題意識を自分で明確化し、演習での教員や他の学生との議論などを通して、論文に昇華させます。このために必要なドイツ語資料を読む力をドイツ語科目の履修によってさらに深めるとともに、関連する領域の講義を履修することで、より多くの視点から問題を見直すことも可能です。
〈主なカリキュラム〉
ドイツ語 IV(総合?会話)、研究各論、研究講読、研究演習(ドイツ史?政治?法律、ドイツ語学、ドイツ文学?文化、北欧の言語?文化)、卒業論文
在学生からのメッセージ
I. H. さん
愛知工業大学名電高等学校?2015年度
ドイツ語圏専攻ではドイツ語を学び、ドイツ語の運用能力を向上させます。ですが、それはただドイツ語を習得するためだけでなく、ドイツ語を介して様々なことを学ぶためでもあります。日本語を通してでしか共有されていない情報があるように、ドイツ語でしか分からないことがたくさんあります。そのため、ドイツ語を身につけることだけに終止せず、常にいろいろなことに興味を持ちながら身につけたドイツ語を活かして多くのことを学んでください。きっとより価値のある大学生活を送ることができるでしょう。
時間割例
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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1限目 | |||||
2限目 | 研究演習 | ||||
3限目 | |||||
4限目 | iCoToBa(英語)/研究各論) | ||||
5限目 | iCoToBa(英語)/研究各論 |
年間スケジュール
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
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講義 | 講義 | 実習 | 講義 | 実習 |
授業内容の概要
卒業論文
4年次はこれまでの集大成になる、卒業論文の執筆を行います。次のようなことが最終目標です:
卒業研究としてふさわしいテーマを設定し、先行研究等について学術的に説明したり問題点を指摘できるようになること。
またテーマに対して適切な解決方法を検討?決定し、これを分析することで、問題点の解決案を提示できるようになること。
これらを論理的な文章で表現できること。
これまで培ってきた問題意識を自分で明確化し、演習での教員や他の学生との議論などを通して、論文に昇華させます。
研究演習
3年次と4年次で履修します。4年次の目標である卒業論文を完成させるためにはこの科目をしっかり履修する必要があります。
前年度からひきつづいて各自の問題意識と、表現力の向上が鍵となります。卒論のテーマについての発表を行い、さまざまに活発に議論を重ねていきます。他の参加者の発表へのコメントもまた重要なヒントになることがあります。
研究各論(特殊講義)
4年生でもさまざまな科目を履修することは可能です。たとえばドイツ語で行われる特殊講義などもそのひとつです。これまで培ってきたドイツ語を試すチャンスでもあります。