人間発達学研究科Graduate School of Human Development
カリキュラム概要
人間発達学研究科は人間発達学専攻の一専攻からなる研究科ですが、博士前期課程では"人間の発達の危機に対処する科学"の理論的?実証的及び実践的?臨床的側面をバランス良く体系的に学ぶことができるよう、「人間発達原論」科目群と「人間発達支援論」科目群からなる多彩なカリキュラムを用意しています。「人間発達原論」科目群では、人間発達とその基礎をなす社会的な諸問題を教育学や心理学、社会福祉学などの視点から原理的に理解することをめざします。「人間発達支援論」科目群では、人間発達を家庭や学校、地域での対人的諸関係の次元から捉え、それをいかに支援するかということについて探求します。また、国際文化研究科及び看護学研究科において開設する授業科目を10単位まで履修することもできます。これらを通して学ぶことにより、人間発達に関する学際的?国際的視野が習得できるようになっています。
本研究科博士後期課程のカリキュラムは特殊講義科目群から構成されており、入学定員3名に対して10名以上の教員を配置し複数指導制をとることによって、院生にきめ細やかな指導を行い、高い研究能力の育成を図ります。