愛知県立大学

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フランス語圏専攻Division of French Studies

4年間の学びの流れ - 3年次

ネイティブによる「フランス語 III(会話)?(作文)」「上級フランス語(時事)(翻訳?通訳)」と「上級講読」で、専門的な語学力を伸ばす。他方、専門分野別に設置されている「研究演習」では、ゼミ形式で特定のテーマを研究する。

〈主なカリキュラム〉

フランス語 III(会話/作文)、教科教育法(フランス語)、上級講読(フランス語圏歴史?社会/政治?経済/文学?文化、フランス語学)(3?4年次設置)、上級フランス語(時事/翻訳?通訳)(3?4年次設置)、研究演習(フランス語学、フランス語圏文学?文化/歴史?社会/政治?経済)(3?4年次設置)

在学生からのメッセージ

Y. T. さん

2021年度入学

3年生になってから、フランス語の文献を読み解く授業が多くなりました。1,2年生で培ったフランス語の文法や作文の力がここで生かされるのですが、これらの文献はフランス語話者が読むことを想定して書かれたものなので、文章を日本語に変換することができても、筆者が読み手に何を伝えたいのか、という部分を読み取ることはとても難しいと感じる日々です。しかし、それがまたかなり面白い!と感じるところでもあります。私の場合、予習の段階で、自分の訳や解釈に「ああでもない」「こうでもない」と自らツッコミを入れながら取り組むのですが、やはり対面の授業に出ると、友人や他の受講者自身が考えた筆者の意図に触れることができ、「それは思いつかなかった!」と刺激をたくさん受けることができます。

また、3年生からは必修のフランス語会話、フランス語作文の授業がネイティブの先生になります。初めは緊張もしますが、授業で積極的に発言した分だけ、自分の学びがより色濃いものになります。

そして、私は9月の1か月間、フランスのグルノーブルという街に語学留学をしました。私は学生寮での生活を選んだのですが、寮では様々な国から来た留学生が暮らしていて、毎日の会話が楽しかったです。学校の授業では、私が日本で学んだフランス語を駆使して何かを伝えようとすると、先生方は熱心に耳を傾けてくださり、もっとフランス語で伝えたい!という意欲に繋がりました。それは日本に帰ってきてからも続いています。

県大やフランス語圏の協定校では、毎日たくさんの学びや発見が溢れています!

時間割例

 
1限目          
2限目 上級フランス語(翻訳?通訳) 上級講読(フランス語学)   フランス語 III(作文) フランス語 III(会話)
3限目 研究演習(フランス語圏文学?文化) 研究各論(フランス語圏特殊講義)   Introducing Japan 心理学入門
4限目 研究各論(フランス語圏文学?文化) 諸地域言語(アジア諸語)ベトナム語     上級フランス語(時事)
5限目       教科教育法(フランス語)Ⅰ  

年間スケジュール

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
通常授業 夏休み 集中講義 通常授業 春休み

授業内容の概要

フランス語 III

「フランス語 III(作文)」「フランス語III(会話)」として週2回の授業があり、どちらもネイティブ教員が担当してフランス語運用能力に更に磨きをかけます。(作文)では、様々なタイプの文章を理解し表現する技術を学び、(会話)では、音声映像教材を活用して、日常生活で遭遇する様々なシチュエーションに対応出来る口頭表現の充実を目指します。

上級フランス語

「上級フランス語(時事)」「上級フランス語(翻訳?通訳)」の2種類が開設されます。(時事)はネイティブ教員が担当し、ジャーナリズムによる実際の記事等を出発点に、現代社会を語る上で必要な実践的なフランス語表現について学びます。(翻訳?通訳)は、実務経験のある日本人とネイティブ教員がそれぞれ前期?後期を担当し、日仏の翻訳?通訳のテクニックについて学びます。

上級講読

「上級講読(フランス語学)」「上級講読(フランス語圏文学?文化)」「上級講読(フランス語圏歴史?社会)」「上級講読(フランス語圏政治?経済)」の4種類が開設されます。それぞれの分野に関する専門的な内容の文献に取り組むことで、フランス語の読解力を一層高めると共に、卒業論文に向けて専門的な資料を理解する能力を養います。

外国語学部

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